アイスバブル
- カルガリーガイドサービス
- Feb 10, 2020
- 3 min read
ちょっと今年のアイスバブルを見に行ってきました。

今年は雪の多いロッキーだけに、アブラハムレイクの上にも多くの雪がありました。
もともと風が強いことで知られるこの湖。
もっと気温が下がれば、風で雪も飛んでしまうのでしょうけど、今年は暖かいこともあり、氷の表面に雪が付きやすい状況のようですね。
この日はとても風が強かったのですが、湿った雪のため、あまり雪が飛んでいかない状況でした。
気温は-10度くらいでしたが、風が強く体感は-20をはるかに下回っていましたので、完全防寒が必要ですね。

きれいにアイスバブルの写真を撮ることはできませんでしたが、面白い氷の芸術を見つけることができました。

肝心のアイスバブルはと言うと。 こんな感じでしたね。 ロッキーにしては気温の高いなかでの降雪が数日間あったこと。
これが、氷の表面を曇りガラスのようにしてしまった最大の要因でしょうね。
数日間乾いた風がふけば、表面が磨かれて綺麗な状況で見ることもできるでしょうから、天候によって写真映りが良いか悪いかは、運しだいかもしれませんね。

2016年に視察にいった時はこんな感じでしたので、その年によって雪の多さや気温によって、雪の量がことなりますよね。
この冬はアイスバブル鑑賞には少し例年より厳しい環境といえるかもしれません。
視察ついでに、近隣もいろいろと行ってきました。

凍り付いた滝を上からのぞくことができる場所。
この日は、アイスクライミングをしている人がいました。
万全の装備をつけて、最初は上から下に下ってから、装備をかえて登ってくるようです。
ぜひとも滝の下から滝を見上げたいのですが、素人にはできない話ですので、滝を上からみてきました。
運が良ければ、カナダ人のこんな冬の遊びにも出会うことができるかもしれませんね。

そして、近隣で唯一昼食が摂れるところもみてきました。
カナダ人の一般的な昼食である、ハンバーガー。
アルバータビーフを使用していて、肉の味がしっかりしているおいしいものでした。
様々なメニューがあり、スープやステーキなど、多岐にわたるメニューを楽しむことができる内容でした。
弊社のツアー中のこだわりでもある、レストランでの食事。
これも確保することができました。
2020年シーズンはあとわずかですが、アイスバブルツアーを始めます。
アイスバブルは、条件によって見え方がいろいろです。




例年のように雪が少ない年であれば、風によって表面が磨かれ、こんな風のいたずらによってできたオブジェ?まで見ることができるんです。

透明の氷と曇りガラスのような氷が点在していることもあります。
すべては自然が織りなす芸術。
どんなアイスバブルに出会うことができるか、楽しみですね。
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