オンタリオ州、他州へ応援要請-医療従事者の不足で

オンタリオ州政府は、急増する新型コロナウィスル感染患者に悩まされており、また医療従事者の不足や病院の逼迫に直面している状況から、他の州や準州へむけて、医療従事者の派遣の可能性について、他の州や準州に連絡をしたようです。

現在、第3波に入り、特にオンタリオ州では患者が急増しており、特に集中治療室が危機的状況に近づいているようで、第3波は約4か月間続くとみられており、その間4100人以上の看護師が不足するとされています。

さらには、呼吸療法士を含む約620人の専門家も不足すると見積もっており、各州への応援の打診をしたようです。

しかし、アルバータ州の州知事は、アルバータ州でも患者が急増しており、州内の健康と安全を第一に考えると、医療従事者を州外に派遣できるような余裕はないと述べているようです。

サスカチュワン州も同様の状況のようで、その他の州からも良い回答を得ることは出来そうもない様子。

7月末まで続くと考えられている、カナダの第3波、医療崩壊を起こすこと無く乗り越えることが出来るか否かは、一人一人の行動にかかっているのかもしれません。