ベテラン添乗員と甥っ子の旅 2日目 ダイナソー州立公園
観光2日目はダイナソー州立公園 ロイヤルティレル博物館などで展示されている恐竜の化石。 その化石がどんな場所で出てきたのかを見たいという希望から、ダイナソー州立公園へ。
到底、カナダとは思えない景色の中での探検。
ふと足元に目をやると、化石らしいものが地面から顔を出していたりもします。
カナダのみならず、地球上とは思えない景色に見えるかもしれませんね。
ドラムヘラー観光で訪れるホースシューキャニオンとは比べ物にならないこの荒涼とした景色も堪能されていました。
この白人にバッドランドと呼ばれた農業に適さない土地ですが、先住民族には神聖な場所として崇められていました。
この地で祈祷をささげたこともあったとか。 砂漠気候であることから、この州立公園内にはサボテンもちらほら。
時にはガラガラヘビにも出くわすのだとか。
あまり色の無い世界にポツンと人工物が。 天井をドームで囲まれた物体に近づいてみると…
中には発掘された当時のまま保存されている本物の恐竜の化石を見る事が出来ます。
ロイヤルティレル博物館で見た、綺麗に掘り出された化石とは異なり、表面しか見る事の出来ない化石は、生々しい姿であることに感心されていました。
ここでもふと足元を見ると、海綿状の何やら化石のようなものが。 こんなものが当たり前にゴロゴロしている場所にも感動されていました。
こちらも実際に掘り出され、崖から安全な場所に移された恐竜の化石が小屋に保存されている所。
常に恐竜の体の全てが化石として見つかるわけではなく、その一部しか見つからないことの方が多いこと。
また、頭からしっぽまで綺麗に並んでいることは逆に少ないことなど、実際の化石の前で説明をうけました。
最後はちょっと冗談めいた場所へ。 まるで手前のフードゥー(奇岩)がラクダのように見えて、右奥にピラミッドがあるようにも見える場所。
白人がバッドランドと呼び、農地には適さないということから、あまり荒らされていない場所であることも、恐竜の化石が今でも出て来るとっても貴重な場所でした。
最後は、この景色の中、我々が探検ツアーで行った場所を再確認しながら、この広大な景色と、中身の濃い2時間のバスツアーを思い出して黄昏ていました。
充実した恐竜2日間の旅行となりました。
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